エリート上司に翻弄されてます!












「もう最低!最低だ私!先輩のこと好きでもないくせに他の人といるとモヤモヤしてるの本当最低!でも桐乃さんと先輩お似合いだし、私なんかよりも絶対いいし!でも先輩にいつ家出てけって言われるか怖くて、そしたらもう先輩と一緒にいられないし、先輩と一緒にいたいだけなのに〜!」

「……」


全てをぶちまけた、日高さんに。

頭の中で纏められなかった想いが今全て口から溢れ出してきた。
溢れ出してみたものの、やはり纏まりようのないそれはただの私のわがままに聞こえた。

いきなり帰るところを居酒屋に連れ込まれた日高さんは生ビールを飲み干すと「あのさ」と、


「俺、アンタに付き合うほど暇じゃないんだけど」

「でもさっき桐乃さんと先輩が一緒にいるの見て、もうすっごく仲良しでぇ」

「聞いてないな」


苦しくて苦しくて、その胸が苦しむほどきっと乾先輩にも同じようなことを思わせてきたって反省する。
きっと最低なことしてきたんだろうな、私。


「……私、どうしたらいいんでしょうか」

「……」


自分の気持ちが分からない。
考えれば考えるほど涙が出てくる。

きっとこれは甘えてるだけなんだ。
そんな自分が嫌になる。

今、私は私が大嫌いだ。


「あのさ、ずっと思ってたことあんだけど」




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