エリート上司に翻弄されてます!
「それって何?合コン?」
「えっ……」
私は思わずその言葉に首を振った。
「ち、違います、けど」
「そっか、なんだ」
「なんだって」
「深桜ちゃんってそういう噂ないからそろそろなって」
「そこ心配しなくていいですよ!」
しかも彼女いないこの人に心配されると胸が苦しい。
まぁこの人は多分頑張ったらすぐ出来るだろうけど。
「べ、別に今はいなくていいって思ってますし」
「へー」
思わず声から出た言葉に「あれ?」と首を傾げる。
何で思ってもないことが自然と口から出てきてしまったんだろう。
私はあれこれと答えを探すが出てこず、悩み続ける。
「そっか」
「……」
すると乾先輩が何故か嬉しそうに笑うので私は疑問に思って問い掛ける。
「な、何でそんなに嬉しそうなんですか?」
「ん?別に?楽しんでおいでね」
「は、はぁ……」
彼の表情の変化に戸惑いながらも私は食事を再開させた。