エリート上司に翻弄されてます!











「おい、おい!」

「っ、」


何度も頭を叩かれて私は我に返った。
仕事中なのにボーとするなんて。


「仕事中にボーッとすんな。そんなんで給料もらえると思ってんの?」

「……すみません」


私は自分の欠点に反省すると謝罪をする。
いつも何かで一杯になると仕事がおろそかになる。

今日は新商品の設置について電気屋を回っていた。
2人1組ということもあってか私は日高さんとペアになった。


「こちらは他のものよりも新たな性能が増えてまして、そこを押していきたいんですよね」


社員さんと店内で話し合う日高さんのフォローを私がする。
そんな大事な営業の合間に私は何を考えていたんだろう。

それもそうだ、昨日桐乃さんに会ってから私はもう他のことを考えられず、朝まで眠ることが出来なかった。
乾先輩と桐乃さんの関係が未だにはっきりとしていない。


「おい、行くぞ」

「は、はいっ」


彼について電気屋を出ると私は今日回るところの店が書かれて資料を手にする。


「今日はここで最後ですね」



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