エリート上司に翻弄されてます!




心で思ったことがそのまま口に出てしまい、私は「あっ」と口を開けたまま固まった。
前にいた日高さんはその表情を怪訝にさせる。


「もう1回言ったら殺すから」


もう2度と言わない。

さっさと食えよ、とぶっきらぼうに言われて私は促されるままコンビニパンを口にする。
確かに胃の中が空っぽだったようだ。

日高さん、何回もここに来てくれたのかな。


「日高さんも食べます?」

「いらない、さっき昼飯食った」

「そうですか……」

「……アンタさ」


日高さんの声に私は前を向かされる。


「いつまで引っ張ってんの?」


何の話題かは直ぐに検討が付いた。


「な、なん」

「倒れる時まで名前呼んで……忘れる気あんの?」

「っ……」


そうやって仕事に集中してないなら帰れよ、とそう言った彼に私はビクッと震えた。
最近身が入ってないこと、気が付いていたんだ。




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