エリート上司に翻弄されてます!
それにどうしてここに……
「休みじゃ……」
「時間が出来たから戻ってきただけ」
凄い、どんだけ仕事人間なんだ。
流石にそこまでは見習えない。
私が呆然としていると彼の視線が下へと落ちる。
「何、まだ仕事してんの?」
「え、はい。今日仕事多くて」
「……」
日高さん?、と声を掛けるけど彼は黙ったまま動かなくなった。
急に戻ってきたり、あんまり行動が読めない彼。
見つめていると「アンタさ」と、
「もう今日帰ったら?」
「え、何で」
「あの人に会ってきた」
彼が言うあの人とは誰か、簡単に想像が付いた。
嘘だ、何で岡山まで……
「それでもう直ぐ帰ってくる」
「っ……一緒に帰ってこなかったんですか?」
「何で俺があんな人と帰ってこないと駄目なの?」