エリート上司に翻弄されてます!
緊張して多分日本語が上手く話せていない。
分かっているけど何から伝えたらいいか分からない。
私はそのまま辿々しく言葉を吐く。
「い、嫌じゃないですから。その、先輩がしたいようにしていいっていうか……」
「……」
「とにかく、私に遠慮とかいらないので。あ、でもあんまり調子に乗りすぎると鬱陶しいって思うかもしれないですけど限度を超えなければ大丈夫だし、それにいつも先輩からしてもらっているので何か文句があったら全然言ってもらっても構わないので、」
「深桜ちゃん」
「は、は」
い、と返事をする前に口をキスで塞がれる。
そして後頭部を手で押さえるとそのまま深く口付けられた。
息をしようと口を開けばそこから彼の舌が侵入してきて更に呼吸が困難になる。
そんな激しいキスに必死についていっているとそんな私の腰を支えていた腕に力が入る。
え!?、と思った時には乾先輩に抱き抱えられていた。
「あ、あのせんぱ」
「……」
黙って彼は足を進めると私の体を抱き上げたまま自分の寝室の扉を開く。
その時点で私の心臓がバックンバックンと今までにない音を立てて体を打ち付けていた。
そして私のベットの上に寝かせると彼はそんな私の体の上に跨るようにして乗った。
上から見下ろされる私は「あの、」と、
「ご、ご飯準備してるんじゃ……」
「それよりこっち」