エリート上司に翻弄されてます!
が、
「何でまだ終わってないのかなぁ〜?」
「すみませ〜ん……」
気が付けば夜の7時、私は未だにパソコンと向き合っていて乾先輩の肘で頭をグリグリと押されていた。
「なんか一杯企画以外の仕事も引き受けちゃって」
「断ればいいだろ」
「そんなこと言われても……」
「真面目な深桜ちゃんには無理か」
「……」
折角ご飯に誘ってもらえたのに、何でこうなっちゃうかなぁ。
私は自分の無様さに「ごめんなさい」と肩を落とすとそれを見た乾先輩がはぁと溜息を吐いて隣に腰を下ろした。
「んで、俺はどれをすればいいの?」
「え、でも先輩お腹空いてません?先帰って貰っても」
「彼女1人置いて帰れないだろ」
彼女という言葉に顔を赤らめると「ほらほら、ときめいてないで仕事する」と注意を受ける。
私のせいで予定狂っちゃってるのに、本当に優しい人だなぁ。
こういうところが好きなんだよなぁ。