エリート上司に翻弄されてます!
当たり前のようにそう聞いてくる彼。
「1人ですけど」
「え、マジか」
「寂しい女だと思ったでしょ」
「……てないよ」
「間!」
そりゃ私は独り身の寂しい女ですよ、ともぐもぐと口を動かす。
彼氏がいたらこの状況で絶対頼るし、だから時間を持ち合わせているんだけども。
彼氏、か。
「うめー」
器用にナイフとフォークを使ってフレンチトーストを食べる彼。
確か前に「彼氏にどう?」と言われたが本気にしなかった。
彼氏、乾先輩が?
いやいや、絶対にないでしょ。ナイナイ。
確かに顔は好きだけど、会社の上司だし。
「あ、いいこと思い付いた」
乾先輩がぽんと手を打つ。
「俺もそれついていくわ」
「は?」
「暇だしー、買い物したいしー」