かわいいあなたにマフラーを
「じゃ、戻るか」
「おう」
会議が終わって、俺と緑木は揃って生徒会室を出た。
いつもなら会議のあとは生徒会だけでまた色々あるんだけど、今日は長引いたから、生徒会の会議は明日へ持ち越しとなった。
「なぁ笹野。
お前さ、どうして生徒会役員と学級委員長を兼任してんの?
俺、一人で会議参加、結構大変なんだけど。
他のクラスは2人なのになぁ」
「知るか。俺だって聞きたい」
「あ、今度さ、生徒会の会議には、お前の代理立てない?
例えば、静谷さんとか」
隣のイケメンは、そう言いながら笑っている。
途端に俺は狼狽えてしまった。
「おう」
会議が終わって、俺と緑木は揃って生徒会室を出た。
いつもなら会議のあとは生徒会だけでまた色々あるんだけど、今日は長引いたから、生徒会の会議は明日へ持ち越しとなった。
「なぁ笹野。
お前さ、どうして生徒会役員と学級委員長を兼任してんの?
俺、一人で会議参加、結構大変なんだけど。
他のクラスは2人なのになぁ」
「知るか。俺だって聞きたい」
「あ、今度さ、生徒会の会議には、お前の代理立てない?
例えば、静谷さんとか」
隣のイケメンは、そう言いながら笑っている。
途端に俺は狼狽えてしまった。