私の幼なじみとの約束。
廊下に出る。そこを右に曲がって、階段があって、っと!ここはどこだーーーーっっっ!!!



そうだった、私は方向音痴。出るにも出られない。



眠いから机で寝ようか。それならバレる事なんてない。



「おい。」




だ、誰の声だろっ〜聞き覚えないなぁ。なんて言えるはずない。



「...............はい、?」




「お前、由良か...?」



はいその通りです。なんて言えないだろばかっ!!!



「う、うん。そうです。」い、言ってしまった。



みんながこっちをガン見してくる。白石ちゃん助けてよぉ〜(泣)



白石ちゃんも顔を真っ青にして若干引いてる。オイオイ、、、



「やっと見つけた」と、後ろから抱き付いてきた。




「へっ!?ひゃっ」私なんて変な声を出したんだぁあああ!!!!




「俺、藤咲涼太。覚えてねぇとは言わせねぇよ?」




ドキッ「...涼太君。お久しぶりね。」ここは開き直る。しかなかった。




あーーーっっっ心臓に悪い。このぬくもり。この匂い。懐かしい。昔の事が一気に蘇ってきた。



「ま、お隣さんよろしくね!」軽く笑顔で言ってきた



「よろしくお願いします...」
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