強引上司と過保護な社内恋愛!?
あれ…ええと…この人は…

寝惚けた頭をなんとか奮い起こし作日の記憶を掘り起こす。

この人は鬼畜の桧山!

一気に覚醒して起き上がろうとするが、長い腕が身体に絡み付いて身動き出来ない。

私は腕の中でジタバタ足掻く。

「あの…ちょっと!桧山さん!起きてください」

必死の呼びかけで、桧山さんは瞼をゆっくりと持ち上げる。

しかしながら大きな目はとろんとしていて焦点が定まってない。

うーん、可愛い。

…じゃなくて

「しっかりしてよ!もう!」

「ああ…ごめん…寝ちゃった」

何を思ったのか、寝ぼけたまま桧山さんは突然私を組み敷くとそのまま唇を塞ぐ。

なんて事だ。

この男の思考回路を誰か教えてくれ…

なあんて呆気にとられているうちに、歯列を割りスルリと舌が差し入れられる。

衝撃的な展開に私はカチリと固まった。
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