ねぇ、松風くん。
久しぶりに話す佐々木さんは、受話器の向こう。
「今どこ?」
「…へ?…えっと、店から1番近いスーパーの食品売り場…⁇」
やっぱり、だと思った。
「……そこにいて。」
「あの、松風く…」
あと3分もすれば見えてくるであろうスーパー。
佐々木さんはまだ何か言いたそうだったけど、俺は電話を切って走るスピードを上げた。
直接会ったらちゃんと話聞くから。
もう少し待っててよ、佐々木さん。
ーーーーー優の元へ走っていた。