魔女に恋した王獣



   
   形のいい唇が、私の視線からはずれてはくれず。


 身体が勝手に動いてしまう




 部屋に響くリップ音。

唇にのこる暖かさ、感触。そして、やってしまった…という後悔



 
「……。ご、ご飯作ってくるっ。」


 

  急いでベッドから起き上がろうとした時、引かれた腕



  そして、また感じる暖かさ、感触



  

「…腹へった。」



「すっ、すぐ作ってくる」






 
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