魔女に恋した王獣






 
 
  いとおしい人の胸で、目覚める朝



 まだ寝ている男の胸に、頬を寄せる。
  
   



「…ん。」


 腕の力が強まり、短い息が聞こえる


「起きたの…?」


 男の胸から顔をだし、男を見上げる


「……。」


 男の目は完全には開いていないものの、うっすらと目を開き私をとらえる





   
  視線をそらしたのは私、ついつい下がってしまった目線がとらえたのは
    ジンの唇
  




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