ゼロの相棒《番外編》
私は、急いで視線を逸らす。
一気に、顔が火照る。
その時、椅子に座っていたロイが、
ブラッドの方を見て呟いた。
「ブラッド……。」
するとブラッドは、はっ、として彼の方を向くと、一気に真剣な表情になり、口を開く。
「すまない、ロイ……。
やっぱり………やっぱり俺は………!」
すると、次の瞬間、ロイが
ぶはっ!と吹き出した。
「あははははっ!!!お前…俺が煽ったせいもあるけど、そこまで慌てるもんか?
扉をぶっ壊して入ってくることないだろ!」
可笑しそうに笑うロイを、状況が掴めない私とブラッドは見つめる。
な……なに?どういうこと?
混乱していると、ロイは、すっ、と立ち上がって
動揺しているブラッドの肩をぽんっ、と叩いた。
「いや…悪かったな、ブラッド。
お前がいつまで経っても自分に素直にならないから、ちょっとかき乱させてもらったよ。」