怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】


こんばんは。

北陸ですか(スマイル)

いいですね(ハート)

帰ったら撮った写真を見せていただくのが一番嬉しいッ(キラキラ)


返信を見てにやつく瑛太。



1番に見せてやる。

食いたいものとか、欲しいものはないのか?



俺、しつこいか?

何か買ってやりたい親父になってるのか?

1番に見せたいって何だよ。媚売ってんのかって。



メールを打ちながらも自分のする事を不可解に思いながらも次第に顔がにやける。




再び画面を睨むように見つめて待つ。



それじゃぁ…

美味しそうなお菓子(ハート)



お菓子か。

何が美味いんだろうな。誰かに聞いてみるか。




了解。

明後日の夜に帰る



柊ちゃん以外に俺の帰宅を言うなんて…

誰も待ってねえってか。



(車)気をつけて(スマイル)

お帰りを待ってます(バイバイ)




おいおい待ってるって。

いや待ってるのは土産か?



しつこいか俺と思いながら

おやすみ。

退屈だからメール待ってる



ついには俺、メールの催促。

暇?暇じゃねぇぞ。

は~い。(手)

お返事は手があいた時でいいですからねッ

おやすみなさい(ハート)



このハートに意味はあるだろうか。

絵文字のメールなんて長い事見てねぇから度合がわからねぇ。

期待は大きな勘違いとか?

いや、あいつがハートをつけたからって何だよ。

クソッメールなんかするんじゃなかった。


頭の中が混乱してきた瑛太は冷蔵庫の中からビールを取り出すと

一気に飲み干し頭まで布団をかぶった。

眠れねぇじゃねぇか。

一晩中、何度も何度も寝がえりをした。



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