怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】


パエリアを食べ

ビールを飲み

馬刺しに舌鼓を打ち



デパ地下ダッシュの頑張りはさらにみんなを幸福へと導いた。



後片付けも各々分担作業が身についているからあっという間に片付き


広いソファーでチーズとワイン



「ここで2人でテレビとか見ちゃってるの?」

マコが笑い出し


「仲良くな」


「コーヒー入れたりしてな」


「ちゃんと好みに入れてあげるんでしょ」


「当然だな」



こんな生活してたら恋愛に縁遠くなるわなんて痛いところをつかれる。

マコ曰く25か6までは恋愛に夢中になると思うけどそこから先はこんな生活があったら不自由ないから別にいいかって思う自分が見えるらしい。



仔犬とか飼っちゃったらもうダメだね。

休みの日なんか犬の散歩にしか外出しないと思う。


わかりすぎるぐらわかる柊哉と瑛太。


二人の場合は恋愛に夢中というのとはちょっと違って仕事に夢中になってしまったという点だけどそのぐらいまでは、彼女っていうものは存在していた。



同期よりも上に出たい。早く認められたい。


そういう気持ちがもっとも強い時期だったように思う。




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