怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】


何だか何も考える間もないまま次々といろいろな事があって、結婚するって余韻に浸る暇もなかったって大笑いすると



「考え出すと思い悩むから。いない間に変な方向にいっても修正出来ねぇだろ。外堀を固めておかないとな」


「うはーっ」


助手席で大笑いだったけれど、瑛太さんがいろいろ悩み時間がなくなってしまった結果だと謝られた。


そんなに私と結婚する事って悩ましい事だったのかを聞くと最初から言えばよかったって笑っていて


連れて行くって決めてからも瑛太さんは私の返事ですごく悩んだと教えてくれた。


諦めるつもりはないがどうやって説得するか考えまくりだったという瑛太さん。



私はこの人と生きていく事を何も迷う事がないのに。



初めての恋愛で結婚なんて無茶?


私は、そうは思わない。


自分の人生を変えてくれた人。


心から信頼し、誰よりも大切な人に一番最初に出会えただけの事。


すごくラッキーな事なんだと思う。


たくさんの恋愛を経験しなくても自分にピッタリの人に出会えたのだから。



そして、私たちは一緒に瑛太さんの親友であり私の上司である課長に報告した。





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