ずっと隣にいたかった……。
でも……死ねない。





こいつを殺さないと死ねない







喘息なんて無視すれば気にならない





私は心にそういいかせながら言葉を続けた




「ゲホッ……私……ずっと信じてた!!!!ゲホッ。


優しいお父様がいるって!!!!
なのに……ゲホッ……私の心を踏み握るなんて酷いよっ!!!!ゲホッ


病気持ちだと殴られるの⁉︎違うよねっ!!!!あんたは私をストレス発散のために使いたかっただけだよね!!!!


私知ってるよ……あんたが私を殺さなかった理由。


お姉ちゃんが死んだからだよね。



お姉ちゃんを溺愛していたのは健康な体を持っていて子供を産んでくれそうだったから。

だけどお姉ちゃんが死んだから私しか居なくなった。

だけど……私は翔太と付き合って子供を作った。


そんな子供は要らないし私を娘とも認めたくなかったんでしょ?


だから……殺そうとした。



あってる??」






辛い……




むせないようにゆっくり話していたけど呼吸が苦しい





父「だからどうした。


使えるやつは使わないとな。
お前は道具なんだし。」





「ふざけんなよっ!!!!」






チッ……




もう体に力も入らなくなった






父「もうお前は終わりだな。



じょあな……。」








バンッ








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