社内恋愛症候群~クールな上司と焦れ甘カンケイ~
今日は彼の部屋にいけなくなってしまったが、いつかふたりでこのカップを使ってコーヒーを飲みたい——そんな幸せな風景を想像しながら、私はふたつのマグカップをレジへと持っていったのだった。
満足の行く買い物ができた私は、駅前にあるランチで貴和子さんや汐里さんとよく訪れる、タイ料理の店へと向かった。
今日はご飯がいらないと母に伝えてあるので、きっと家に帰ってもなにもないだろう。私は気の向くまま、店の扉を開けるとカウンターの席に座ってパッタイ——タイ風やきそばを注文した。
バッグからスマホを取り出して、ディスプレイを確認したけれど電話もメールもなかった。まだ接待が続いているんだろうなぁ。
あまり気にしすぎるといけないと思い、スマホを裏返しにしてテーブルの上に置いた。
「おまたせしました」
カウンターの向こうから、お皿が差し出されたのを受け取った。
「今日はおひとりなんですね」
顔なじみのアルバイトの男性に声をかけられた。
「はい。見事にみんなに振られてしまいました」
「そうですか。でもひとりでも全然大丈夫なんで、これからも来てくださいね」
「はい」
笑顔の彼に返事をして、私は食欲をそそる香りを放つパッタイを、大きな口で頬張ったのだった。
おなかのすいていた私は、夢中になって口に運んだ。久しぶりに食べたけれど、やっぱりおいしい。
満足の行く買い物ができた私は、駅前にあるランチで貴和子さんや汐里さんとよく訪れる、タイ料理の店へと向かった。
今日はご飯がいらないと母に伝えてあるので、きっと家に帰ってもなにもないだろう。私は気の向くまま、店の扉を開けるとカウンターの席に座ってパッタイ——タイ風やきそばを注文した。
バッグからスマホを取り出して、ディスプレイを確認したけれど電話もメールもなかった。まだ接待が続いているんだろうなぁ。
あまり気にしすぎるといけないと思い、スマホを裏返しにしてテーブルの上に置いた。
「おまたせしました」
カウンターの向こうから、お皿が差し出されたのを受け取った。
「今日はおひとりなんですね」
顔なじみのアルバイトの男性に声をかけられた。
「はい。見事にみんなに振られてしまいました」
「そうですか。でもひとりでも全然大丈夫なんで、これからも来てくださいね」
「はい」
笑顔の彼に返事をして、私は食欲をそそる香りを放つパッタイを、大きな口で頬張ったのだった。
おなかのすいていた私は、夢中になって口に運んだ。久しぶりに食べたけれど、やっぱりおいしい。