社内恋愛症候群~クールな上司と焦れ甘カンケイ~
駅に到着した。あたりを見回してみるけれど、やはりまだ衣川課長は到着していないようだ。人混みのなかに彼の姿は見つけられなかった。
私は、他の人の邪魔にならないように、通信会社の大きな看板の前に立ち彼が来るのを待った。
早足で歩いたせいか、少し息が上がる。吐く息は白く、寒さできっと頬は赤くなっているだろう。でもそんなことも気にならないほどに、彼の到着が待ち遠しかった。
ニヤ付いた顔が元に戻らなくて、俯いてマフラーで隠した。こんなところでひとりニヤ付いているなんて不審者と間違われそうだ。
さっさと帰ってしまわなくてよかった。今日はもう会えないと思っていたせいかその分嬉しさが増したような気がする。
相変わらずニヤ付いていると、肩をトントンと叩かれて顔をあげる。
「早かった……あれ?」
私は、他の人の邪魔にならないように、通信会社の大きな看板の前に立ち彼が来るのを待った。
早足で歩いたせいか、少し息が上がる。吐く息は白く、寒さできっと頬は赤くなっているだろう。でもそんなことも気にならないほどに、彼の到着が待ち遠しかった。
ニヤ付いた顔が元に戻らなくて、俯いてマフラーで隠した。こんなところでひとりニヤ付いているなんて不審者と間違われそうだ。
さっさと帰ってしまわなくてよかった。今日はもう会えないと思っていたせいかその分嬉しさが増したような気がする。
相変わらずニヤ付いていると、肩をトントンと叩かれて顔をあげる。
「早かった……あれ?」