信じろよ、俺のこと。
「俺はもう絶対に裏切らない。
柚夏と一緒にいたい。
柚夏を好きでいたい。
お願いだから、俺のこと信じて。」
「…………もう、これで最後だからね。」
「信じてくれる?」
「信じる。
貴樹が言った信じてって言葉を信じる。
みんなも言うんだもん。
貴樹は大丈夫だって。
希一も信じてるもん。
あたしも信じる。」
「結局希一さんか。
ま、今は仕方ないか。
じゃあ、また俺と付き合って。」
「うん。」
「…………やっとだー…。
これで正真正銘俺の彼女。
これからはいっぱい出掛けられるな。
前は柚夏といるところバレたくなくて
ずっと家だったけど。
これからは出掛けような。」
「うん。
でも最初の頃は出掛けてたよね?」
「あの頃は柚夏に本気じゃなかったから。
ごめんな。
でも本気で好きになったら
柚夏を傷つけるってわかってたから
今度は一緒いるってバレないようにしなきゃ
ってなったんだ。
だから出掛けるのも拓斗んちの別荘だった。
でももう蓮斗にびびることもねーし。
これからは俺が守るし。
だから、俺のそばから離れんなよ?」
「…………うん!」
「好き。」
「あたしも。」
そう言ってあたしたちはまたキスをした。