社内恋愛症候群~小悪魔な後輩君に翻弄されて~
私は、魚介がたっぷり入ったフライパンに蓋をして、彼と向き合った。
キッチンカウンターにふたつ並べたワイングラスに、彼がゆっくりとワインを注ぐ。
ボトルを置くと、ひとつを私に差し出してきた。
「どうぞ」
「ありがとう」
立ったまま、ふたりでグラスを持つ。
「お誕生日おめでとう。颯真」
一瞬驚いたように、動きが止まった彼だったがすぐにはじけるような満面の笑みを浮かべた。
私は、恥ずかしくて思わず顔を赤くしてしまう。
さらっと呼んだつもりだったのに、そんなに反応されると恥ずかしくなる。
「初めてですね。名前で呼んでくれたの」
「恥ずかしいから、蒸し返さないで。ほら、乾杯」
ごまかすようにグラスを掲げた私を見て、彼は肩を揺らして笑う。
「ありがとうございます。貴和子さん」
ふたりで軽くグラスをあわせると、白ワインをふたりで楽しんだ。
フライパンからいい音がしてきたので、ワイングラスをカウンターに置いて蓋をとって仕上げを始める。
キッチンカウンターにふたつ並べたワイングラスに、彼がゆっくりとワインを注ぐ。
ボトルを置くと、ひとつを私に差し出してきた。
「どうぞ」
「ありがとう」
立ったまま、ふたりでグラスを持つ。
「お誕生日おめでとう。颯真」
一瞬驚いたように、動きが止まった彼だったがすぐにはじけるような満面の笑みを浮かべた。
私は、恥ずかしくて思わず顔を赤くしてしまう。
さらっと呼んだつもりだったのに、そんなに反応されると恥ずかしくなる。
「初めてですね。名前で呼んでくれたの」
「恥ずかしいから、蒸し返さないで。ほら、乾杯」
ごまかすようにグラスを掲げた私を見て、彼は肩を揺らして笑う。
「ありがとうございます。貴和子さん」
ふたりで軽くグラスをあわせると、白ワインをふたりで楽しんだ。
フライパンからいい音がしてきたので、ワイングラスをカウンターに置いて蓋をとって仕上げを始める。