社内恋愛症候群~小悪魔な後輩君に翻弄されて~
視線をパソコンに戻して、画面の中の数字へと目を移す。
思わずこぼれそうになったため息を、ぐっと飲みこみ、山ほどある自分の仕事へと取り掛かった。
その日、午後になっても合田さんからの報奨金の数字についての返事がなく、これ以上待っていると本日中に提出ができなくなるギリギリまで待って、営業部に直接確認に言った方が早いと思い席を立った。
いつも通り階段を使って、二階上の営業部へと向かう。
早足で階段を駆け上る。カツカツというヒールの音が響いた。
すれ違う社員に「おつかれさまです」と声をかけながら廊下を歩いていると、営業課の入口手前にある給湯室から声が聞こえた。
「ねぇ、聞いてくれる? 蓮井さんがまた出しゃばってきたんだよ」
自分の名前が聞こえて、ピタリと足を止めた。経験上給湯室から聞こえるうわさ話がいい話の確立は低い。
さっさと通り過ぎで聞かなければいいのに、足は動いてくれないし耳は話の続きを聞こうと集中していた。
中から聞こえる声は、斜め向かいの席に座る三木さんだ。
思わずこぼれそうになったため息を、ぐっと飲みこみ、山ほどある自分の仕事へと取り掛かった。
その日、午後になっても合田さんからの報奨金の数字についての返事がなく、これ以上待っていると本日中に提出ができなくなるギリギリまで待って、営業部に直接確認に言った方が早いと思い席を立った。
いつも通り階段を使って、二階上の営業部へと向かう。
早足で階段を駆け上る。カツカツというヒールの音が響いた。
すれ違う社員に「おつかれさまです」と声をかけながら廊下を歩いていると、営業課の入口手前にある給湯室から声が聞こえた。
「ねぇ、聞いてくれる? 蓮井さんがまた出しゃばってきたんだよ」
自分の名前が聞こえて、ピタリと足を止めた。経験上給湯室から聞こえるうわさ話がいい話の確立は低い。
さっさと通り過ぎで聞かなければいいのに、足は動いてくれないし耳は話の続きを聞こうと集中していた。
中から聞こえる声は、斜め向かいの席に座る三木さんだ。