夢物語
落ちそうな首を両手でがっちり支える。


首をおさえ前を見た。









はぁ。








とりあえず見た感じ誰もいないだろう。



あたりはこの世と思えないくらい
静かで静寂だ。
まるで別次元に一人だけ連れてかれたと
思わせるようだ。






悩んだが俺は先を進むことを決めた。







右側は窓ガラスが俺の目の高さにあり
左側はコンクリートの壁と先の方に大きな扉。




壁は触れると冷たく
そう長くは触っていられないほどだ。









しかし空気はそんなにもひんやりしてはいないのだ。









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