一方通行 1
体操着に着替え、体育館に向かう。








優「今日、何するんだろう。」








「んー、何でもいい。」








運動は好きだし。








パックにストローを差しながら、興味なさそうに答える。




























体育館に着くなり、バスケットボールを弾ませてるクラスメイト達。









今日バスケか。









みんながフリースローをしている輪に、優那は行ってしまった
その中で、楽しそうにしてる雄希と大翔。








私は壁際に背を預けて座ると、ストローに口をつける。









暑くなりそうだし、今日は見てようかな。








そんな事を考えながら、ボーっと授業風景を眺める。







































大「あれ、やらないの?」









さっきまでボールを持ってた大翔が、いつの間にか隣に座って言う。









大「体育は唯一好きだろ?」








「んー・・・」









ストローをくわえたまま、目線の先には









楽しそうにしてる雄希と優那。








そんな二人をボーっと眺める。


















優那が羨ましい









いつ何時だって、雄希に笑いかけてもらえて









想われてて



















私なんて、優那がいないところでしか話すことができない









優那がいると、雄希はそっちばっかりに行っちゃうから









でも私と居る時は、私だけなのだと錯覚するほどに優しい雄希









でも優那が来ると、人が変わったように優那に行ってしまう









現実を突きつけられるのが辛くて、最近は二人でいるときは避け気味だったりする









雄希にもあんまり、話しかけなくなったかも
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