一方通行 1
大「ああ、あの二人か。」








私の目線の先をたどると、納得したかのような口ぶり。


















大翔は私が雄希を好きだと知ってる。







雄希が優那を好きってことも。








自分から話したわけじゃないのに、気づいたら知ってた。








さすが幼馴染なんて、感心したっけ。
知られるつもりはなかったけど。







それもあってか、大翔はいつも私の傍にいてくれる。








きっと可哀そうに見えるから








好きな人に相手にされず、一人で可哀そうな子








哀れみでもいい、大翔と一緒にいるのは楽しいから。





























大「雄希のどこがいいわけ?」









呆れたように言うと、私からコーヒー牛乳を横取りした。








「どこって言われても、ねぇ・・・」









優那にばかり優しい雄希、なんで好きになったんだろう。








これでも幼い頃は、大翔より雄希とずっと一緒にいた。








口が悪いくせに優しくて、世話焼きだけど心配性で、何かと気にかけてくるとこ









そう言うところを、好きになったのかもしれない。









中学に上がって、今みたいになったんだ。








きっと、中学の時に気づいたんだろう。
雄希が優那を好きってこと。



















あの雄希の事だ









差別してるつもりなど、毛頭ないのだろう









それでも私から見たら








優那と比べられてる気がして









あの二人と一緒にいるのは、嫌になるんだ。



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