一方通行 1
「あのねぇ・・・」








あんたいい加減に、その性格直しなよ








そう言う前に








大「いって!」









頭を抑えて、何かを痛がる大翔。








何があったの?









そう思い、大翔の後ろを見ると









雄「俺の事無視して、なにバカやってんだよ。」









大翔の頭上で拳を握ってる雄希がいた。

















大「雄希、お前!本気だろ!」








まだ痛そうに頭を抱えたまま、涙目で立ち上がった。








アホらしいと横目で見ながら、私も立つ。



















雄「それより、何してたんだよ。随分楽しそうだったけど。」









目を細めて言うと、何故か怒り気味。









「いつもの大翔のウザ絡み。」








中途半端に潰されたパックを、綺麗にたたみながら言う。







大「おい、愛情表現と言え。」









「その発言がウザい。」








幼馴染相手に、気持ち悪くないのか。








こいつのメンタルの強さを、逆に感心する。





























大「あれ、優那は?お前ら、いっつも一緒にいるのに。」









キョロキョロしてみせると、ワザとらしく笑って言う。









こいつ、私に喧嘩売ってるのか。








不機嫌そうに大翔を睨むけど、気にしてない様子で笑顔を浮かべてる。
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