一方通行 1
「あれ、マジだったの?」








雄「当たり前だろ。」









そう言うと、私の肩を軽く叩いた。


















優「どこか行くの?」







雄「アイス食いに行く。優那も行くか?」








ほら、結局こうなる。







何が二人で行くよ








優「行く行く!」









一気に気分が落ちる。








だから、期待したらダメなんだよ。




























優「何食べよう。」








雄「いちご。」








結局、私はつなぎ役でしかないんだ


















そんな二人を冷たく見ると、前を向き直した。

















大「よしよし。」








そう言うと、私の頭を撫でる大翔。








「なに。」









大「落ち込んでるっぽいから。」







前を向いたまま、小声でそう言った。

















「別に・・・」








強がって言うけど、頭に感じるぬくもりに








優しさを感じて、少し泣きそうになった。


















大「お前に好かれてるのに、気づかないとか・・・勿体ないやつだな。」









微笑んだ横顔








少し違和感を感じたのは







気のせいだろうか。
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