一方通行 1
大「ん?なんか言った?」









小声で言ったからか、聞こえなかったみたい。









「何も言ってない。」








そう返すと、ふっと笑った。







































店「お待たせしました。」








待ちかねてたアイスができたようで、店員さんが持ってきてくれた。








雄希と優那、私と大翔








まるでカップルなんて勘違いされかねない、お揃いのアイス。








大翔とは違う味にすれば良かったかな。
















大「美味そうじゃん。凛那、センスいいなぁ。」








そう言うと、子供を褒めるかのように頭を撫でてきた。








「子供扱いするな!」







素早くその手を払う。





























雄「凛那。」








アイスに口をつけようとした時、その声で止まる。








雄「いちご食いたかったんだろ?俺のやる。」








そう言うと、口のつけられてないアイスを突き出してきた。
















「いや、でも雄希の好きないちごじゃん。」








好物って知ってるし、食べたくて頼んだんだろうし。









雄「だから半分こ。」








「はんぶん・・・こ?」








雄「一人で全部食うつもりか?そっちも半分よこせ。」









そう言うと、スプーンで私のアイスをすくい









笑いながら、口に含んだ。
< 39 / 149 >

この作品をシェア

pagetop