一方通行 1
大「うま!」








優「でしょ?それも美味しいの?」









盛り上がる二人をよそに、何とも言えない空気の私たち。


















大「あ、食う?」








優「あ、うん。じゃあ、ちょっと頂戴。」









遠慮気味ながらも、大翔の食べかけのアイスに口をつけた。







優「うん、美味しい。」







唇についたアイスをなめながら、笑った優那。



















はたから見れば、お似合いのカップル。









綺麗な優那に、かっこいい大翔









雄希には、どんな風に見えてる?









雄希も、そんな風に見えてたらいい








お似合いの二人だから、俺は敵わない









入る隙もない







そう思って、諦めればいいんだ

















仲良くする二人を見て、同じように傷つけばいい








私みたいに、醜い嫉妬心にかられて








諦めようとすればいい



















そうすれば








雄希は私のとこに、来てくれるかもしれないでしょ?









来ないとしても、少しの希望はあるでしょ?








これ以上、叶わない思いで








苦しむこともないでしょ?





























雄希も









私みたいに苦しめばいい
< 42 / 149 >

この作品をシェア

pagetop