一方通行 1
「大体、手繋ぐとかキモい。」







大「昔はよく繋いでたろ!」








「もう、しつこい!ウザい!」









ギャーギャー言い合いながら、アイス屋さんまで戻る。



























大「あのなぁ、俺と手繋げるって結構なプレミアだぞ?」









「はぁ?」








呆れの声しか出ない。









やっぱこいつ、バカだ。









「プレミア?だったら是非ともお願いしたいね。」









大翔のネクタイをヒラヒラとさせ、バカにするように言う。









皮肉のつもりだったのに









大「よし言ったな。」









何故か本気にとらわれてしまい








無理やり、手を握られた。



























「いや、冗談だし!」








離せと叫びながら、手をブンブン振る









大「照れんなよなー。」








何を勘違いして楽しんでるのか、私の手を離そうとしない。









しかも、めちゃくちゃ笑顔だし。



















こうやって子供っぽいことして、笑うとこ









昔からまんま








そんな昔から変わらない大翔が嬉しくて









面白くて









つい笑ってしまう。





























「バカだ、大翔。」









言いながら、繋がれてない手で腹を抱えて笑う。
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