一方通行 1
そんな私を見て、大翔も笑ってる。







































大「凛那。」









不意に呼ばれ、笑いすぎて浮かんだ涙をすくう。








「ん?」









大翔が口を開こうとした時

















































優「凛那、大翔?」









聞きなれた声がした。









その方を見ると、不思議そうに私たちを見る優那と雄希。





























雄「遅いから探したぞ。」









「え?ああ・・・」









すぐ戻らなかったからだ。



























優「なに・・・してるの?」









一点を見つめたまま、固まったように言う優那。









「え?」









何のことだろうと、優那の視線の先をたどる。




























そこには、繋がれたままの私と大翔の手。









「うわっ!」









ほぼ無意識だったことに驚き、勢いよく振り払う。








「いつまで繋いでんのよ!」









スカートで手のひらを拭きながら言う。









大「拭くなよ!」








「うるさい!」



























もう!と大翔を睨むが、気にしてない様子で笑ってる。
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