一方通行 1
雄希達と家の前で別れ、部屋に直行する。

















鞄を適当に投げると、ベッドに倒れ込む。









「手・・・繋いじゃったよ。」









手を天井に向けて上げ、見つめる。









自然と緩む頬








一人でニヤニヤして、気持ち悪いけどそんな事気にならない。


















ちょっとは、優那に近づけた?








私にも、可能性はある?








少しだけ、希望が持てた気がした。















だって、優那がいるのにも関わらず私といてくれた








そんな事、滅多にないから


















でも、これでまた諦めづらくなった。








「結局自分で、諦められなくさせちゃってるよ・・・」








嬉しかったけどさぁ・・・








その分、辛いのかなとか考えてしまうし。







































「んー!」







ベッドから起き上がると、背伸びをする。









「よし。」









鞄から財布を出すと、部屋を出た。





























優「凛那。」








部屋を出たのと同時に、隣の部屋から出てきた優那。








優「どこか行くの?」








「うん、コーヒー牛乳買ってくる。」







優「一日で飲みすぎ。」








そう言うと、笑い出した。

















確かに、一日で最低5本は飲んでるかも。
だって好物だし・・・









優「私も行く。何か甘いもの食べたいし。」







ちょっと待ってて、と言うと部屋に戻った。
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