地獄の果てでキミを愛す
「……意味が分からない」



今更だが頭が回らない。

この人は何を言っているの?

私が好きだから監禁させた?

全く持って意味が分からない。



「分からない?そうだろうね。
桜はまだ“こっち側”には来ていないんだから」

「は……?」

「俺は自分が狂ってると自覚している。
監禁だって悪い事だって思ってないしね、愛してるなら尚更。
だけど……」


鎖を引っ張り私を無理やり起こすと
亮太は自分の腕に私を閉じ込める。



「っ!?」

「気付いたんだよ俺。
自分で監禁するのもいいけど……。
愛した人間が他の人間に監禁されてるって……。
凄くゾクゾクするって」

「……あっ……」



もう悲鳴すら上げられなかった。

亮太の虚ろの目の理由がハッキリと分かってしまった。
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