もっと、キスして



「凛なに興味なさそうにしてんだよ〜っ」



そう言うと後ろから泰成が抱きついてくる。



「ちょっとばかやめてよ!ラーメン伸びるから。
手、胸当たってるし。」


「…凛おっぱいでかい。」


「…ゴミみたいな変態だね泰成。」



何事もなかったかのようにラーメンを食べ続けてるとさすがに泰成も驚いてた。



「なんかもっとこう…女の子っぽい反応はなしなの?」


「専門外。

ちょっと。ちのにやろうとしないでよ気持ち悪い。」


「バレたか。」


「泰成いい加減食えや。」


私の言葉を聞いて大貴が少しキレ気味に言った。


それを聞いて私と泰成が顔を見合わせて小さく笑う。



泰成とは前から、ちのと大貴がいい感じだよねって話してたから。


本人同士自分の気持ちにさえ気づいてないっていうのがまた面白いとこなんだけどね。


「ね、ねえ大ちゃん。バースデーパーティーって私たちもいっていいの?」


「もちろん。来るか?」


「うんっ。」


ちのが嬉しそうに笑うと大貴はちのの頭を撫でた。


付き合っちゃえよ。


「ていうかいつあるの?」


「再来週の日曜日。」


「ふーん。」


「凛もしかしてバイト?」


心配そうにちのが尋ねてくる。


「休み希望とるの今日までのはずだから大丈夫だよ。」


「やったぁ…!」


ちのと私って全然タイプ違うのによくこんな仲良くなれたよね。


最近そんなことをすごく思う。


< 40 / 187 >

この作品をシェア

pagetop