もっと、キスして
それから2日しても、凛は来なかった。
篠宮は一回会えて何も疑問を感じてないのか、凛大丈夫かなってたまに心配する程度だった。
ただ、いつも通りだったのにメールの返信がないのは今でも気にしてるらしく。
大貴がうまいこと取り繕ってその場しのぎで篠宮を安心させる。
どうしても凛が心配になって、
その日学校を抜けてもう一度凛の家を見に行くことにした。
近くのコンビニで何か持ってってやろうと思って商品を見ていると、レジに見覚えのある後ろ姿がいて。
会計を済ませてそそくさと店を出ようとするそいつの腕をつかむ。
「凛。」
「…………龍…青」
俺の名前を呼ぶ凛の声は信じられないほど弱々しくて。
目は虚ろだった。
「お前…。」
「龍青、ちょっと来て。」
と思ったら1度俺が話した手を凛はもう一度掴む。