悪魔に取り憑かれました。
「真珠ちゃんて、いつも元気だよね」


「そ、そうですか?」


「うん、こっちまで元気になるよ」



これは…褒められてるよね!?


うう、嬉しい………!



「あ、先輩の髪の毛ってすごくキレイですよね!」

「ああ、変な色してるでしょ?」

「と、とんでもない!すごくキレイです!」

「ありがとう。母さんがイギリス人だから遺伝したみたいで」



白金先輩、イギリスのハーフなんだ…!


言われてみれば、顔立ちもそれっぽい。



本当に王子様だ…!



「でもさ、みんな俺のこと銀髪ハーフとしか思ってないんだよね」


…ん?


それってどういうこと……?



「どういうことですか?」


「もうレッテルを貼られてるっていうかさ。俺のことみんな王子様キャラみたいに思い込んでるわけ。それがしんどくて」



白金先輩は悲しそうに笑った。


うっ!!


やばい、私も勝手にそう思ってた……!



「俺ほんとはそんなんじゃないから。英語はしゃべれないし、家も豪邸じゃないし。あ、あとみんな高級なものしか食べないって思ってるらしいけど、違うから!駄菓子とかコンビニのパンとかめっちゃ好きだし!」



えっ!?


白金先輩が駄菓子!?



イメージと違うけど…なんかギャップがいいな。



「私も駄菓子好きですよ!あとコンビニの焼きそばパン好きで…」

「焼きそばパンうまいよね!メロンパンも好き!」

「あー分かる!メロンパンてコンビニによって全然違いますよね!」

「そうそう!俺が好きなのは…」



まさかこんな話で盛り上がるとは思ってなかったけど、すごく楽しい。


それに、白金先輩の意外な一面が分かって嬉しいな。
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