男な女と女な男
「君ら2人仲ええなぁ肩に手なんか回して。付き合ってるんか??」

瑠実が出て行くのを見ていた2人の後ろから拓也は声をかけた。

「あぁ??付き合って何かね―よ。大体何も知らねーくせに勝手に決めんな。」

輝から手を離し軽く喧嘩越しの樹里。

「お~お~これは威勢のいい女子やなぁ。悪かったなぁ,じゃぁ仲えぇ友達か。」

樹里の反応を思いっきり楽しんでいる拓也。

「そうだけど,何か文句あっか??」

「ホンマ,威勢のえぇ女子やな。そんなタイプも嫌いちゃうけど♪」

そう言って拓也が樹里の髪に触れようとした瞬間…。

パシッ

輝が拓也の腕を掴んで止めた。

「何や?」

「桐本さんが嫌がってる。」

強く拓也を見る。

「あ,輝…。」

「桐本さんは少し黙ってて。」

思わぬ輝の言動に何も言い返せなくなり黙り込む樹里。

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