男な女と女な男
「ぷっ…」

「えっ,えぇっ!?何!?どうして吹き出すの!?」

は突然吹き出した秀に輝は焦った。

「だって…お前女みたいな顔で女みたいな答えかたすっから…。」

「ひっ…ひどいなぁ!!顔は仕方ないじゃんか!」

「だなっ。でも男なら好きか嫌いかはっきりしろよ~。」

「だから好きって言った!!」

「恋愛対象として?」

「うん!!」

輝は秀の勢いのある質問攻めに頷いた。

秀がニィッと怪しく笑った瞬間,輝は自分の返した言葉の意味を理解し真っ赤になる。

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