俺様黒王子とニセ恋!?契約
そういう意味では、焦りもあったんだろうけど……。
私は想像もし得なかった事態に陥っていた。
昨夜……営業部の歓迎会に誘われて、何人かの同僚と一緒に参加した。
うちの営業企画部と営業部はいわゆる親密部署で、オフィスではワンフロア違いだけど、一緒に関わる仕事が多い。
だから、こういう社員の異動に関する飲み会は、お互いの部署に声をかけることが日常茶飯事。
残業で少し遅れてしまったけれど、オフィス近くの居酒屋のお座敷席に足を踏み入れた私は、そこに篤樹先輩を見つけてしまっていたのだ。
そして……。予想外の奇跡の再会が、とんでもない事態に発展していた。
週末の早朝。
私の隣で穏やかな寝息をたてているのは、親密部署の営業部に昨日付けで中途入社した二つ年上の男性社員で、高校一年生の時、私が恋い焦がれた相手。
あの頃どんなに願っても手が届かない存在だった篤樹先輩と……。
シてしまった。
――ひゃあああっ……。
ベッドの上で三角座りになって、胸を毛布で隠しながら、私は両腕で頭を抱えた。
どうしよう。考えるだけで恐ろしい。
月曜日からは同じオフィスで、日常的に関わるようになる人。
こんなことになってしまって、これからどんな顔して仕事すればいいの。
私は想像もし得なかった事態に陥っていた。
昨夜……営業部の歓迎会に誘われて、何人かの同僚と一緒に参加した。
うちの営業企画部と営業部はいわゆる親密部署で、オフィスではワンフロア違いだけど、一緒に関わる仕事が多い。
だから、こういう社員の異動に関する飲み会は、お互いの部署に声をかけることが日常茶飯事。
残業で少し遅れてしまったけれど、オフィス近くの居酒屋のお座敷席に足を踏み入れた私は、そこに篤樹先輩を見つけてしまっていたのだ。
そして……。予想外の奇跡の再会が、とんでもない事態に発展していた。
週末の早朝。
私の隣で穏やかな寝息をたてているのは、親密部署の営業部に昨日付けで中途入社した二つ年上の男性社員で、高校一年生の時、私が恋い焦がれた相手。
あの頃どんなに願っても手が届かない存在だった篤樹先輩と……。
シてしまった。
――ひゃあああっ……。
ベッドの上で三角座りになって、胸を毛布で隠しながら、私は両腕で頭を抱えた。
どうしよう。考えるだけで恐ろしい。
月曜日からは同じオフィスで、日常的に関わるようになる人。
こんなことになってしまって、これからどんな顔して仕事すればいいの。