俺様黒王子とニセ恋!?契約
「……私、営業部で四宮さんを褒める片桐さんを見ていたから、四宮さんに嫉妬して対抗心抱いてました。だから、四宮さんに私とのことを誤解されたままでいいって言われて、私の気持ちに応えてくれるって思い込んじゃったんです。だから勢い余って告白しちゃったんですけど……あっさり玉砕しました」
はは、と自嘲気味な笑い声を上げて、橋本さんが都会にはびこる闇でしかない空を見上げた。
「『社内恋愛はしない主義だから』。そんな理由じゃ、納得出来ませんよね。だったら私が会社辞めて告白すればなんて返事が返って来るの!?って。……だから、私、諦めません」
営業部でも指折りの『可愛い』子。
見ているだけならフワフワした印象があったけれど、そんなことを言う彼女は思いの外逞しい。
その強さに、私の心がグラッと揺さぶられた気がした。
「しない主義だと言うならば、主義を覆させるくらい、惚れ込ませればいいんです」
「っ……!」
その言葉に、思わず息をのんだ。
これまで一方的に話すだけだったのに、私がそれらしい反応を示したのが満足だったのか、橋本さんはフフッと声を上げて笑った。
はは、と自嘲気味な笑い声を上げて、橋本さんが都会にはびこる闇でしかない空を見上げた。
「『社内恋愛はしない主義だから』。そんな理由じゃ、納得出来ませんよね。だったら私が会社辞めて告白すればなんて返事が返って来るの!?って。……だから、私、諦めません」
営業部でも指折りの『可愛い』子。
見ているだけならフワフワした印象があったけれど、そんなことを言う彼女は思いの外逞しい。
その強さに、私の心がグラッと揺さぶられた気がした。
「しない主義だと言うならば、主義を覆させるくらい、惚れ込ませればいいんです」
「っ……!」
その言葉に、思わず息をのんだ。
これまで一方的に話すだけだったのに、私がそれらしい反応を示したのが満足だったのか、橋本さんはフフッと声を上げて笑った。