生きる。~番外編~



私が靴を脱ぎ、家に上がると……


「あ!ゆまちゃん、それ

えりのお洋服!?」


私が持っていた袋に英梨ちゃんが気づいた。


「はは、バレたか。

そうだよ。英梨ちゃんにプレゼント。

パパからここの服好きだって聞いたの。」


「うん!だいすき!

ありがとー!」


「どういたしまして。」


こんな小さい頃から服で喜ぶなんて

大きくなったらおしゃれさん決定だね。


「由茉ちゃん、ありがとね。」


「ううん、もう選ぶの楽しすぎて

いっぱい買いたくなっちゃった。」


「うんうん、わかるよー。」


そしてリビングに入ったんだけど……


「ひろーい。

陽当たりすごく良さそう!」


「由茉んちには負けるけど。」


「いちいちうちと比べないでよ。

あそこは私たちのお金じゃないもん。」


しかも瑠美さんの前で。


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