生きる。~番外編~



「ただいまー。」


うわ、はや!!

まだ10時過ぎだよ?もう帰ってきたの?


「お、おかえりなさい。」


恥ずかしながらまだ朝御飯です。

しかもまだパジャマ。

しかも昔の。


「由茉ちゃんひさしぶり!

来てるって聞いてたから早く帰ってきちゃったー。」


うわ!まじですか!

嬉しいけど!この寝起き姿は恥ずかしすぎる…。


「由茉、まだ起きたばっかりだよ。」


「ちょ、一輝!

そんなことばらさないでよ!」


「いいじゃない、たまには。

実家に帰ってきたときくらいゆっくりしな?」


「……ありがとう。」


でもいつもきれいな多香子さんに見られたのは

さすがに恥ずかしいです、私。


「由茉、ゆっくり食えよ。」


「だって……」


「いつも完璧な由茉ちゃんのこんな姿

なかなか見られないしね?」


「私、全然完璧なんかじゃないし…」


「そう?」


「由茉は息抜きするとき

かなりぐだぐだだからな。」


「一輝変なこと言わないでよ。」


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