生きる。~番外編~



しかたなく、私は新井さんに迎えに来てもらった。


「ごめんね、さっき帰したばかりなのに。」


「いえ、いつでもお呼びください。」


私は新井さんと颯の家に向かった。


「到着いたしました。」


「ねぇ、新井さんも一緒に行こ。」


「私もですか?」


「うん。

みんないるし、行こうよ。

族仲間として。」


「……………かしこまりました。」


私は新井さんと颯の部屋を訪れた。


「お邪魔しまーす。」


よく来たこの部屋にもすっかり慣れて、

私はインターフォンを押すことなく入った。


もちろん新井さんも。


「おう、由茉。」


「もー、急に呼ばないでよ。」


「え!誠一さん!お久しぶりです!」


颯が新井さんを見て突然固まった。


「おう、ひさしぶり。」


その声を聞いて、すでに集まっていた

爽、哉斗、純も立ち上がった。


「やっぱ新井さんも総長だったんだね~。」


「はい。昔の話ですが…。」



< 316 / 532 >

この作品をシェア

pagetop