生きる。~番外編~
しかたなく、私は新井さんに迎えに来てもらった。
「ごめんね、さっき帰したばかりなのに。」
「いえ、いつでもお呼びください。」
私は新井さんと颯の家に向かった。
「到着いたしました。」
「ねぇ、新井さんも一緒に行こ。」
「私もですか?」
「うん。
みんないるし、行こうよ。
族仲間として。」
「……………かしこまりました。」
私は新井さんと颯の部屋を訪れた。
「お邪魔しまーす。」
よく来たこの部屋にもすっかり慣れて、
私はインターフォンを押すことなく入った。
もちろん新井さんも。
「おう、由茉。」
「もー、急に呼ばないでよ。」
「え!誠一さん!お久しぶりです!」
颯が新井さんを見て突然固まった。
「おう、ひさしぶり。」
その声を聞いて、すでに集まっていた
爽、哉斗、純も立ち上がった。
「やっぱ新井さんも総長だったんだね~。」
「はい。昔の話ですが…。」