白い願い
君はボクを知って怒っていた顔から一変、柔らかく安心したように微笑んで一筋涙を流したよね。

それからと言うものの君はボクのボクを探し出してくれたよね。

君の胸で男なのに泣いて啼いて泣きまくった。

みっともないぐらいに。

でもこの上ないぐらい子供らしく。

ボクは一生を掛けても君に恩返しは出来ないだろう。

だけどさ、せめてさ。

君がしてくれたように君が信じてくれたようにボクは君を支えられるような男に君が迷わないように光に成りたいよ。
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