初恋を君に
うっ…確かに…
1人だし面倒だからメイクはファンデーションとチークと眉だけで伊達メガネで上手く隠していたのだが、部屋に着いたので煩わしくメガネを外していた。

「あんまり見ないでくれる?手抜きメイクだから…だから顔違うだってば…」

昨日に引き続き、かなり照れくさい。

あんまり見ないで欲しい…

「うっ…見すぎ…」

「…ごめん。なんかいつもと違って可愛いから…」

はっ??

「文は仕事の時のメイクとか服装とかってきちんとカッチリで大人っぽいっていうかクール系だろ?だから新鮮。昨日も思ったけどスッピンは、すげー可愛い」


優しく笑う上条からそんな事を言われるとは…
思わず目をそらしてしまう。
全く口がうまいというかなんというか…
嬉しくないと言ったら嘘になるが、
複雑な気持ちだ。でも顔がかぁ〜っと熱くなるのを感じた。

「恥ずかしいから、勘弁してよ。」

「何だよ〜褒めてるのに〜。コーヒー頂くぞ。」

そう言ってコーヒーを持ってソファに戻っていった。
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