初恋を君に


「あっははっ!本当だ!!スカート!」


お昼休み、
私を見つけて笑いながら
さやかは3階にやってきた。


「いやぁー噂になってるよー。」


「えっ?うっ…噂?」



社食に行くために席を簡単に片付ける。



「総務の菊池さんが今日はスカートで脚がヤバイって言う噂〜。」


「うっ…やっぱりヤバかった?」


「文さ〜ん。それはヤバイ違いですからぁ〜」


隣の席のくみちゃんがニヤニヤしながら
話に入ってきた。


「おっ!くみちゃん、わかってるじゃーん。」


「はい!あっお昼ですか??ご一緒してもいいですか??」


さやかが目顔で大丈夫?と聞いてきたので、


「いいよ。話したいこともあるし。」



くみちゃんにも、恋人と別れたことを
伝えなきゃと思っていたので、ちょうどいい。どうせ話すならいつ言っても一緒だ。


「じゃあ〜行きましょう!社食!」


「くみちゃん。楽しみね〜社食行くの。」


「さやかさん。悪い顔になってますよ〜」


ニヤニヤしながら2人は楽しそうに、
前を歩いていく。


全く何が楽しみなのか…


変な2人…



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