初恋を君に


「文!ネガティブ入らない。これ運ぶわよ。」


「うっ…はい!」


「文さんさやかさんお先でした〜」


「じゃあ、私お先。」


そう言って持っていたお皿を
くみちゃんに渡すとバスルームへ
行くさやか。


「文さん。お皿運びます!」


「ありがとう!」


「今日はとっておきのデスク持って来ましたから!!」


くみちゃんは、
昔からある女性だけの歌劇団が
大好きでかなり通っている。

そんな私も嫌いじゃないので
お誘いがあるとお供させて貰うのだ。

今日はそのBlu-rayを
持参してくれたらしい。


「さやかも1度は観てみたいって言ってたから後で見よう!!」


「沢山持って来たので何枚か置いていきますね!!」


きっと、くみちゃんはくみちゃんなりに
私を元気付けようとしてくれているのだろう。

それはさやかも一緒で
そうはハッキリ言わないし態度には出さなくても気遣ってくれているのだ。


なんと優しい友人と後輩を
持ったものだ。


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