彼女のことは俺が守る【完全版】
私は海斗さんの仕事を知らない。でも、今、海斗さんはとってもいい笑顔をしているから、それでいいような気がする。仕事とは自分が自分なりに頑張ればいいと思っている。でも、海斗さんの仕事は自分の頑張りによって周りに楽しかったり、悲しかったりと言った感情を起こさせるもの。
大変な仕事だと思う。
そんな大変な仕事なのに『自分なりに頑張った』というのなら、きっと素晴らしい出来なのだろう。普段は映画館に行ったりはしないけどこの海斗さんの映画は見に行こうと思う。テレビで見るよりももっと迫力のある臨場感を楽しめる気がした。それはきっと、映画館でないと味わえないだろう。
そして、その映画を見たら、今日の海斗さんの気持ちが分かる気がした。
「海斗さんの出演している映画を見たいです」
「面と向かって言われると恥ずかしいけど、俺以外にも凄い俳優が出演しているから見る価値はあると思う。ま…俺は…。あ、そういえば、里桜に土産がある」
そういうと、海斗さんは京都ロケから持って帰ってきていた小さなバッグから和紙で出来た袋を取り出し、私に差し出した。
「私にですか?」
「そうだよ。時間がなかったからそれしかないけど、貰ってくれるか?」
淡いピンクの和紙に包まれた中から出てきたのは小さな着物のような柄の布で作ったお守りのようなものだった。でも、それはお守りではなく辺りに爽やかな香りを漂わせた。
「これって、匂い袋ですよね」
大変な仕事だと思う。
そんな大変な仕事なのに『自分なりに頑張った』というのなら、きっと素晴らしい出来なのだろう。普段は映画館に行ったりはしないけどこの海斗さんの映画は見に行こうと思う。テレビで見るよりももっと迫力のある臨場感を楽しめる気がした。それはきっと、映画館でないと味わえないだろう。
そして、その映画を見たら、今日の海斗さんの気持ちが分かる気がした。
「海斗さんの出演している映画を見たいです」
「面と向かって言われると恥ずかしいけど、俺以外にも凄い俳優が出演しているから見る価値はあると思う。ま…俺は…。あ、そういえば、里桜に土産がある」
そういうと、海斗さんは京都ロケから持って帰ってきていた小さなバッグから和紙で出来た袋を取り出し、私に差し出した。
「私にですか?」
「そうだよ。時間がなかったからそれしかないけど、貰ってくれるか?」
淡いピンクの和紙に包まれた中から出てきたのは小さな着物のような柄の布で作ったお守りのようなものだった。でも、それはお守りではなく辺りに爽やかな香りを漂わせた。
「これって、匂い袋ですよね」